元気だけが取り柄のわたしも体調が悪くなりました。
とは言っても普段飲まない薬を飲めば熱は多少下がり、生活していく分には
問題ない程度にはなる。
人と会って話は出来る。きっと全てを普通にこなせる。
でも人を笑わせることは出来るか?
自分は楽しめるのか?
これらが出来なくて人生と言えるのか?
そう考えると自信がなかったので病院に行ってきた。
先生に「今は大して辛くないし、普通には生活していけます。でもここ3日間は
約束を守らなきゃいけないし、人様の時間を貰うので休めないんです」と言うと
職業や性格を把握しているドクターは
「どうにかしろってことだよね?わかった。わかったよ!どうにかする!」と言った。
ああ、いい先生っているもんだよね。
来世生まれ変わるとしたらはミュージシャンか医者とずっと迷っていて
ミュージシャンに決めたんだけど、こういう時はやっぱり医者がいいかなと思ったりもする。
そんなわけで点滴を受けて(これが入っているんだなあと見るのも、うとうと眠るのも
とにかくすごく好きです)
いつもぐらい元気になって帰ってきた。
午後6時半~11時半までは元気だった。
だんだんと胃が悲鳴を上げてきて先が見えなかったので
母に”もう帰らせて欲しい”とお願いして
お店を手伝ってくれているKちゃんにも調子が悪いからとお詫びして帰ってきた。
お客さんたちに挨拶するわたしがいつもよりすごく大人しかったらしく笑われた。
こういう日もあっていいだろう(笑)
出来るはずのことが出来ない自分が許せない。
自分が多少我慢すれば上手くいく。
自分がここを盛り上げなくてどうする。
こう考えるのを少しずつ、ほんの少しずつでいいから止めていったら
わたしは変われるのかもしれない。
ダメな自分を分かってても受け入れられないのであれば
知らない方がマシだ。
普段だったら死んでも言いたくないような弱音を、素直に人に言えたから、
今夜の自分は少しだけ好き。