電車に乗っている時、バスに乗っている時、ふと窓の外を
見てみると空があまりにも大きくて、あまりにも美しくて、
そう感じる自分に驚き”私どうやって今まで生きてきたんだろう”
”どうして今も生き続けられるんだろう”と不思議なんだけど、とても嬉しい
気持ちになることが多い。それと同時に小さい頃からの色々な
記憶が頭の中に現れて、特に辛かったことばかりが勝手に現れて、一瞬目を
閉じてしまうのだけどやっぱりやってくる。でもそれは”今まで
乗り越えてきたんだから大丈夫だ、まだまだこれからも乗り越えられる”と教えて
くれているんだとそう思うようにしている。
この国は四季がない、季節感が味わえないと文句ばかり
言っていたけれど、雪が積もって枯れていた枝に新しい芽が
出て、何にもなかった土に色とりどりの花が咲いて、大きな太陽が
私たちみんなを照らしていて、目をつむっても生命力の匂いがする。
最近やっとそれに気が付いた。自然の神様ありがとう。
死ぬまで色んなことに驚いて感動して、そして感謝して
生きていきたいと思った。