撮影がない日は、前から続けている友人の経営するコーヒーショップと、
私の仕事を応援してくれているタイレストランでバイトをしています。
昨日はタイレストランの日でした。
一組のカップルがやってきました。タイレストランは初めて
だそうです。白ワインを1本注文しました。私はバーテンの免許
を持っているにも関わらず、ワインを開けるのがすごく下手。
ああお客さんに怒られるーと怯えていたのですが全くそういう
ことはなく、逆に接客中に”あなたはとってもナイスだわ。
サービスもすごくいい。ありがとう。感謝するわ”と
褒めて下さいました。何にもすごいことはしていないんです。
ただ、オススメの料理と何がそれに合うかを説明して
”じゃあ、そのスティッキーライス(もち米)を2つお願い”
と言われたので、”好みがあるからまず1つ試してみて、
もしお口に合うようだったらもう1つオーダーするのは
いかがですか?”と言ったのと、スープを出すときに
”シェアするボールをお持ちしましょうか?”と言ってお椀と
スープ用のおたまを運んだだけ。(欧米人はアジア人に比べて
料理をシェアしないため、一人1つだけの物を食べることが
多い。でもカップルはシェアするのを知っていたため聞いてみた)
接客をすることによって学ぶことは多いです。
こういう言い方は止めよう、こういうのは素敵だから
真似しよう、日々感じることばかり。だけど昨日は驚きました。
面と向かって”あなたの接客はいいわ、どうもありがとう”
なんて普通は言えないですよね。この国はチップ制度があるので、
チップでお客さんが”ありがとう”の気持ちを置いていって
くれるのです。多く置いていってくれればサービスも食事も
満足したというサイン、少なかったり何もない時は不満が
あった場合。とっても分かりやすいですよね(笑)
だけど、すごく気持ちよく接してもらったり食事できたり
する時は私も”ありがとう”という気持ちをチップだけではなくて、
直接ウェイターやウェイトレスに伝えるべきだなあと
思いました。言われた方は本当に嬉しいし、何でも頑張れる気に
なります。
お客さんから笑顔とありがとうの気持ちを貰えるウェイトレス
の仕事もすごく素敵だなぁと感じた夜でした。